底面給水システムのお話
ケンズ ガーデンが提供する商品の鉢は中容器とカバーの二つに分解することができます。
このカバーの底部には水槽が付いておりますので給水窓より液肥を注入することによって植物が必要な栄養を自然の状態で与えることができます。

容積は5号鉢でおよそ120ccですので3日分くらいはストックできます。1週間程度の旅行でも枯れてしまうことはないでしょう。
生育環境が変わるとたくさんの水分を必要とします。私達と同じようにストレスがあるのでしょうか?
1500〜2000倍ほどの液肥を与えていると見事にたくさんの花が咲きます。右の写真は9月下旬にレストハウスで鑑賞し始めましたが,半年以上はどんどん咲きつづけます。

ヨーロッパなどの酸性土壌を培地として生まれた植物は日本のおいしい水(ph7)はお好みではなさそうです。液肥は肥料の供給の目的もあるでしょうが,一番簡単で安全なph調節剤である事を提案します。
農場のレストハウスではハイポネックス粉末を使っています。1.5Lのペットボトルに1gの粉末を入れるだけで1,500倍の液肥ができます。
この液肥は肥料としての効果も期待できますが、同時にph6程度のベゴニアが好きな水になっているはずです。

さあ! もう“水やり”は忘れて液肥をあげてみませんか?
日本には生け花というすばらしい文化があります。これにはきれいな水・・・つまりph7以上のおいしい水でながもちすることはよく知られている事です。

あなたはアルカリイオン水? それともビール?